人間の可能性
田辺です。
今日は可能性というテーマについて話していこうと思います。
可能性。
人は生きていくうえで、さまざまな可能性に直面します。
その中で、その可能性を閉じて生きるのか、
少しの可能性を信じて進んでいくのか。
このような選択を迫られるわけです。
迫られているのですが、意識していない人は、
何も考えずに日常を過ごしている。
というか、そんなことを常に考えている人間は、
ほとんどいないというのが現実にはあると思います。
現代人は仕事に追われ、常に忙しく、
仕事のことで頭がいっぱいですから。
例えばですが、よくあるパターンとしては、
人の誘いを断る人。
これは普通に考えればごくごく当たり前の行動です。
しかし、その誘いを断ることによって、
誘いにのったときと比べれば、その場に行って、
何かが起こる可能性が0になってしまいます。
その何かというのは、新しい友人が出来るかも知れないし、
自分の物凄くタイプの女性に出会えるかもしれないし、
自分の人生を大きく変えるほどの影響を与えてくれる人間に出会うかもしれない。
このような可能性が無数にそこには存在するわけです。
しかし、誘いを断った場合。
先ほどのような、無数に開けた可能性を、
一瞬にして閉じてしまうことになります。
先ほど挙げたような人間と出会う可能性は0です。
そして、人生は選択の連続です。
可能性が全くないことを選択するのか、
少しでも何かの可能性がある方を意識的に選択するのか。
多くの社会人は仕事で疲れて、休日は家でぐったりしている。
平日なんかは、仕事が夕方に終わっても即帰宅。
こんな、行動パターンの人が多いです。
それがいいとか悪いとか言うつもりは毛頭ないのですが、
ただ、自分の理想とすることに対して有益なのか、不毛なのか。
それが、重要な問題。
人は大なり小なり、目標や夢など、
自分の理想とする像を持っている。
その理想に対して、今実際に自分がしている行動、
そして、日常が理想に近付いているのか。
理想とする世界にたどり着くレールの上を歩いているか。
別に俺は、理想とする世界、生活が全くなくて、
ただ、生活して食べてそのまま死んでいけばいい。
こう思っているのであれば、
全くそんなことを考える必要はありません。
ただ、多くの人間はよりよく生きたいとか、
幸せになりたいと思っている傾向にあります。
幸せの定義は個人によって全く別物なので、
決めるけることはできません。
ただ、やはりその人、個人には自分が幸せだと思う、
理想の世界や未来があるわけで、その理想に向って人は皆行動するのです。
いや、行動しているだけまだマシで、
ほとんどの人間は起こってもいない失敗に恐怖し、
何もできないでいる場合が多い。
典型的なパターンだと
「金持ちになりたい。」
「でも、起業にはリスクもあるし、資金がないし、
失敗したら借金抱えて生きていかないし・・・」
このように、行動していないのに、
最初から否定的なことを考えて、結局何もしない。
で、時間だけが無情に過ぎていき、気づいたら40代。
「ああ、もっと若い時に色々チャレンジしておけばよかったなあ・・・」
と、後悔の念にかられて生きていくことになります。
ちなみに、僕は死んだことがないのでわかりませんが、
人間が死ぬときに一番悔むことは
行動を起こさなかったことに対する後悔らしいです。
話を戻しますが、多くの人は話していることと、
行動が矛盾している気がします。
例えば彼女が欲しいと思っているのに、
彼女を作る努力を一切しないとか。
多くの人は魔法を求めています。
金持ちになりたいとか、かわいい彼女がほしいとか、
思っていればいつかは叶うと。
そういう、幻想を抱いている。
しかし、現実にはそんな魔法のようなことはありません。
思考し、行動する。
これをしない限り、道を進むことはできません。
いつまでたっても、立ち止まったままです。
それで、人生を終焉させる。
可能性と冒頭で言いました。
あなたは、理想とする世界、未来があるとして、
今現在、その理想とする未来へのレールに乗っていますか?
そして、その道を自分の足で一歩ずつ歩き進んでいますか?
いつかのメルマガでも言いましたが、
過去の膨大なる選択の結果が今のあなたです。
過去のあなたが選択した道を進んで来たら今のあなたになった。
ただ、それだけです。
自分の理想とする未来、なりたい姿があるのであれば、
そこに行き着くために選択し、道を選ばなければならない。
理想の自分になるためには、何かを犠牲にすることもあります。
それは、休日家でゆっくり過ごすことを犠牲にして、
理想に向って行動することかもしれません。
会社を辞める決断をしなければ、
その理想にたどり着かないかもしれません。
でも、それはそれでいいと思います。
一度きりの人生ですから。
理想の自分に少しでも近づけるように、
その可能性がある方を常に日常でも選択して行く。
これが、自分の理想に近づく第一歩です。
休日に仕事で疲れているときに、家でゴロゴロしているのは、
何かが起こる可能性は極めて低いです。
逆に休日に自分の意思で、理想に向かって何らかの行動をすることは、
可能性が無限に開けているわけです。
行った先で、誰に出会うか、
何が起こるかはその時になってみないとわからないから。
僕の経験上、面倒で外出したくないときに誘われ行った先では、
良いことが起こるケースが多いです。
それは新し出会いだったり、ビジネスの閃きであったり、
その時によって違いますが、本気で来てよかったと思うことが多々あります。
可能性が0の状態を選択するか、可能性が少しでも開けてる方を選択するか。
この小さな違いですが、
年数を重ねるとそれがかなりの開きになります。
小さな積み重ねが後に大きな差異を生む。
もし、あなたが現状で理想への可能性を閉じているのであれば、
今一度自分と対話して、可能性が開けている道を日常で選択してみてください。
そうすると、5年後、10年後に、
自分の理想に限りなく近づいていると思いますから。
田辺祐希
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2014年11月12日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:成功法則