最期を想定外から想定内へ

最期を想定外から想定内へ



こんにちは

田辺です。

いかがお過ごしでしょうか?

6月に入り、
日本はそろそろ暖かくなり始めている頃じゃないでしょうか。


台湾は?

すでに、暑いです(笑)
エアコンつけてます。

僕は僕で相変わらず元気にやっています。

台湾に移住して1年が過ぎたので
中国語もまあまあ話せるようになってきました。

まあまあの定義は生活するには全く困らず
初対面の人とでも意思疎通は十分できる程度。

ただ、自分的にはまだまだ納得がいっていないので
もう少し学びを続けようと思っています。



言語に関して言えば英語もそうですが
コツコツやれば必ず成果は出るということ。

もし、あなたが英語などの外国語を話せるようになりたい。
そう思っているのであれば3ヶ月とかではなく
1年、2年という長期的な視点で学んでいけば身につける事ができます。

諦めてしまう人は目標達成のゴールが近すぎる可能性が高いです。
言語はたくさんあるスキルの中でも結構時間がかかるスキルです。
なので、時間をかけてコツコツやる。

今、英語などの言語を習得しようとしている人がいたら
参考にしてもらいたいのですが。

まず、目的を明確にしてもらいたいのです。

英語を覚える場合でも


例えば、

1海外から情報を得たい。
2外国人と実際に話して友達や彼女を作りたい。

この2つにおいてアプローチは全く違います。


例えば、1であれば簡単な文法のルールと
単語の意味がわかりさえすればいいので
発音など無視して日本語のカタカナ読みでもよいのです。

情報を得たい分野の専門用語をメインに
単語をガンガン覚えていけば良いのです。



2の外国人と接して彼女や友達を作りたいという場合は
カタカナ読みでは通じませんので正しい発音を伴う単語を覚える必要がある。

しかし、日常で専門的な話はあまりしないので
単語は日常的に使う単語から集中的に覚えていけばいい。

何も考えずに、
ただ英会話スクールなどに行ってしまっている人。

多いです。

まずは、どんな目的で使う。
それを明確にしないと勉強の仕方も迷子になってしまいます。



さて、今日のテーマ。

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人生ずっと続くと思っていませんか?
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ということで今日は話をしていきたいと思います。



あなたは常に実感して生きているでしょうか?

人はいつか死ぬ。

それが明日なのか1年後なのか50年後なのか。
誰にもわかりません。

でも、1つだけわかっている事があります。

「人は死ぬ」

ということ。

残念ながらこれは避ける事ができません。

あなたの親も恋人もあなた自身もあなたの子供も。
全員が背負っている運命です。


もし・・・

あなたが半年後に死ぬとしたら。


半年間何しますか?

今の仕事続けますか?
過ごす人は?
住む場所は?
見たい景色は?
1億円欲しいと思いますか?
ベンツをローンで買おうと思いますか?

どうでしょうか。


物やお金。
死ぬとわかっていたらたくさん欲しいでしょうか。

今の仕事を半年間やりたいでしょうか。
今、一緒に過ごしている人と半年間一緒にいますか。


多くの人は自分と死は関係ないんじゃないか。
死を忘れている。

でも、実際には死は訪れる。



もし80歳まで生きる事ができて
今あなたが30歳だったら。

あと、50回桜を見る事ができます。
50回地球が回ったら人生終わりです。
年越し蕎麦を50回食べれます。

50回。

多いか少ないかはわかりません。


行きたい場所。
過ごしたい人。
やりたかった仕事。

ありますか?

死ぬのがわかっていれば
死ぬ前に気づいて行動に移せるかもしれません。

しかし、ほとんどの人はいつ死ぬかわからず
突然死んだり死を宣告されます。

その時にやりたかったことができない状態の場合が多い。
病状が悪化して満足に動けない、事故で突然死んでしまう。

多くの場合は死期を悟ってから行動していては遅いのです。



「死を意識した瞬間から人生が変わる。」


あなたは必ず死ぬ。
あなたの周りの人間も必ず死ぬ。

死を身近に感じながら生きる事で
時間を無駄にしなくなります。

あなたは自分の時間を何に捧げていますか?

時間は有限。
だらだら日々過ごして時間を浪費してませんか。


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死を想定外から想定内に
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ここで1つヒントです。

死を想定外から想定内にしてみてはどうでしょう。
あなたの最期、あなたの周りの人間の最期を色々と想定してみてください。


明日道を歩いていたらビルの上からものが落ちてきて死ぬ
3ヶ月後、父親が脳卒中で倒れる
半年後あなたの子供が事故で亡くなってしまう
2年以内に妻が帰らぬ人に
あなたは病院で余命一年を宣告される

という比較的短めのもの。


あなたやあなたの家族が5年後に癌で亡くなる

という中期的なものを経て
20年、30年後など60歳前後で何らかの病気で最期を迎える。

50、60年後に寿命を全うする。
という長期的なもの。

ありとあらゆる人間の最期のパターンを予測し
自分や自分の家族に当てはめてみてください。

そして、それを常に身近に感じ生きていく。

一度、時間を取ってブレインダンプでもして
様々な自分や自分の近しい人の最期を想定してみる。


そうすると、わかる事がたくさんあります。

あと、50年生きる事ができるのであれば
桜を50回見れる。


50回であればまだ良いのですが
現在あなたの両親が高齢で別々に暮らしていたらどうでしょうか。

実家に帰って両親と一緒に卓を囲んで
母親の手作り料理を食べられる。



仮に・・・

母親の死期があと3年で
あなたが年に2回盆と正月に帰郷するのであれば
あと6回。

あと、6回母親と会う事ができます。

世の中に起こる出来事のすべては中立であり
それを受け取る者によって解釈が違います。

6回母親と食事とできる事を貴重な時間だと思いながら
共に時間を過ごすのか何も考えずに過ごすのか。

意識を変えるだけで物事の見方は変わります。


これをあなたを含む
身近な人すべてで実践してみる。

近い関係の人と自分で
色々な最期を考えてみるのです。

そして、それは常にいつか起こりうる事と
認識して日々を生きる。

そうすれば、普段言えない感謝の言葉や
仕事第一優先の生活も少し変わるのではないでしょうか。

お金や仕事で盲目になっている人が多い中
本当にあなたにとって大事な事は何なのか?

たまには息抜きして考えてみるのも良いかもしれません。

ぜひ、参考にして頂ければ幸いです。

それでは、ありがとうございました。



田辺祐希

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2014年6月1日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ライフスタイル

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