コアとともに生きるということ

コアとともに生きる



田辺です。

いかがお過ごしでしょうか。

気づいたらもう8月。
明日は終戦記念日。

国のために戦ってくれた先祖を想う特別な日でもあります。

知っている人も多いかもしれませんが、
大東亜戦争が終わっても終戦を知らずに、
約30年間フィリピンの山奥で戦闘を続けていた人がいます。

小野田寛郎さんという人です。
30年間です。

30年間ずっと緊張状態を保ち、山奥なので寝るときも斜面ですから、
帰還後は逆に平らなところで寝れなかったみたいです。

途中で一緒に行動していた仲間の死。
ある冒険家との奇跡的な出会い。
30年ぶりの日本。
帰還後日本が全く違う世界になっていた。

など、たくさん考えさせられる本です。
Amazonですぐ買えますので興味があれば読んでみてください。

「たった一人の30年戦争」 小野田 寛郎

__________________________________

1.ちょっとしたお知らせ

2.常識という非常識
__________________________________


1.ちょっとしたお知らせ

久しぶりに帰国して、
8月の31日にセミナーをやります。

場所 東京 秋葉原
時間 13:30~
懇親会

内容 「デート」

簡単に説明しますと、
知り合った女性と3回以内のデートで彼女にする方法のすべてです。

対象者

・自分のデートがいいのか悪いのか根本的にわからない人
・奥手な人、好きな子にびびって何もできない人
・デートで何しゃべっていいかわからない人
・だらだらと5回くらい2人で会ってしまい、告白して振られる人
・つきあわないと女性と体の関係が持てない人
・友達としてみられる人、いい人といわれる人
・好きな子をどうやってホテルや家へ連れ込んでいいかわからない人

という感じです。

参加費は5万円です。

興味があればこちらのフォームから情報を送信して、
詳細を受け取ってください。

https://88auto.biz/kaniuni/touroku/8-31.htm




2.常識という非常識

もし・・・

僕が、「あなたにあなたの常識は実は非常識です。」
と言ったらどう思いますか?

「いやいや、何言っているんですか田辺さん。」
となりますよね。

しかし、すべてを否定できるかというとそうではありません。



海外に行ったことがある人はわかると思いますが、
そもそも日本における常識は海外では非常識なことが多いです。

日本における上下関係、目上の人を立てるという概念が、
そもそもない国なんてたくさんあります。

日本は歳が1つでも上だと先輩という扱いになり、
年下の人はその先輩にタメ口を聞くと怒られます。

アメリカなんかはそんなことはなく、
年下でもタメ口です完全に。

人前でげっぷをしてはいけない。
タバコのポイ捨てはしてはいけない。

日本ではそんなの当たり前ですが、ある国だと、
人前で当然のようにげっぷをします。

たばこのポイ捨てなんていい大人の人でも、
きれいな女の人でもしています。



彼らの常識と僕らの常識。

どちらも常識だと思っているはずです。

でも、日本人からしたらそれは非常識という常識。
彼らからしたらそれは常識。

なぜ、わざわざそんなことで文句言いやがるんだこの日本人は非常識な。
と、相手は思うのです。

常識という概念はあるコミュニティにおいて
共有している1つの価値観にすぎないわけです。

だから、色んな人の常識に触れることで、
色んな人の世界観を垣間見ることができる。

単なる1つのフィルターにすぎないのです。
別の言い方で言えば、ただの色眼鏡。

例えば、僕は日本で生まれ育ったので、
日本人が一般的に常識だと思っていることは理解しています。

また、アメリカにもこの前まで住んでいたので、
アメリカ人達の常識や文化も少しだけ知っています。



台湾もそうです。

こうして、色々なフィルターを通して、
世界を観ていくと、人それぞれ全く違う価値観で生きているということがわかる。

日本で美容師を志す人は、何年もアシスタントをして、
毎日夜遅くまで無給で残業して、技術を身につけやっとデビューする。

ブラジルで日本式の美容室を経営していた日本人のオーナーは
同じ方法でブラジル人達に夜遅くまで練習をさせていたら
彼らは無賃金労働だと訴訟し
オーナーは数億円の賠償金を払わなければいけなくなった。

このように、全く自分の常識が通じないのです。




さて、前フリが長くなってしまったのでここでやっと本題。

あなたの常識って何ですか?

考えてみてください。

常識というのは小さい頃からの親の教育だったり、
学校教育、メディアによる洗脳、つきあう人間からの影響など。

こういうことがかなり影響しています。
しかも、知らず知らずのうちに。

毎日会社に行くこと
彼女は1人しか作ってはいけない
一生日本で暮らすこと
平日は朝起きること
定年まで仕事をする

まだまだ色々あると思いますが、こういうこと思っていませんか。



常識っていうのは、一般的にみんなが思っている共通の、
こうであるべきという概念なだけ。

なんというか、別にそれをすべて理解した上で、
わざとそこから外れてもいいんです。

常識にとらわれない人。

という言葉がありますが、あれは常識を知らないのではなく、
常識を知った上で、俺はこういう風の方がいいからこうするという、
単純な決断をしているだけなのです。

子供とかってそうですよね。
常識を知らないから、好き勝手する。
だから、楽しそうじゃないですか.

なんというか、抑圧されていないという感じで。



もちろん、僕らは大人なわけですから、
本当にみんなが持っている常識を知らずに、それを空気をよめなくて、
配慮ができないとかは、ただのバカですからダメです。

じゃなくて、みんなが持っている常識を理解し、
それで敢えて常識にとらわれないっていうことです。

「コア」アイデンティティと「シェル」アイデンティティ。
というのが人にはあります。

コアアイデンティティとは、自分のコアです。
こうしたい、こういう生き方をしたい。

シェルアイデンティティは、社会に適合させるために、
わざと作り上げた人格です。



上司がうざすぎて一発殴りたいんだけど
殴ると問題になるし、会社での立場もやばくなるし
最悪クビになるかもしれない、だから、ここはおとなしく言うことを聞こう。

これはシェルアイデンティティです。

上司がうざい場合、
殴りたい、もしくはもう2度と関わらないようにしたい。

ここがコアアイデンティティの声。



常識通りに生きている人は、シェルアイデンティティの殻がガチガチです。

だから、自分が本当はどうしたいのかという、コアの声も、
自分で聞くことができない状態になっています。

自分のコアの声を聞いてはいけない、人生とは我慢することが当たり前なんだ、
という、常識、シェルが構築されているから。

そうなると、どうなるのでしょうか。



生きていてつまらないという気持ちになってくる。
もしくは、ふとした瞬間に「俺このままでいいんだろうか」となる。

で、それはなぜ湧き出てくるのかというと、
自分のコアに嘘をついて生きているから。

コアに嘘をつくと、それは違和感として、
そいういう形で出てきます。

あなたはどうですか?



ふとした瞬間、頭の片隅にずっと残っている違和感ありますよね。

それは、あなたのガチガチに固められたシェルアイデンティティの奥底の、
コアがあなたに発信しているメッセージです。

「俺は本当はこうしたい。」
「こうあるべきだ。」
「こんなはずではない。」

心の奥に潜んでいる、もう一人のあなたが、
あなた自身に語りかけています。



ほとんどの日本人は「時間売りの商人」で一生を終えます。

世の中でも最高級に価値の高い時間を経営者に売って生活をしていますから、
コアが警鐘を鳴らす場合が多いのです。

もちろん、それで満たされている人は問題ないですが、
やりたくない仕事をしている人などは、コアが反応しまくってきます。

ふとした時によぎる欲求、未来のイメージ、なんだかわからない違和感。
それは、あなたのコアが語りかけているのです。

コアに正直に生きることによって、あなたは覚醒します。

自らのコアと定期的に対話しそのコアの意思を尊重していくことで、
あなたは全く違う人間として開花する。

自分のコアに忠実に生きる。
その道を決意した時、あなたの新しいストーリーが始まることになる。

社会の枠組みに決められたありきたりな物語ではなく、
あなただけの完全にオリジナルなものがそこから動き始める。

人生は完全オリジナルの映画を作るようなもの。
常識にとらわれている人が描く物語はおそらく九割方同じ展開でしょう。

非常識な人が作る映画は展開が予測不能で
おもしろいかもしれませんし、つまらないかもしれません。

そろそろ、あなたは常識をぶっ壊し始めてもいいころじゃないですか?



時間は有限です。
できるうちに、コアと対話してみてください。

そして、お互いよりよい人生を生きていきましょう。

何か感想やメールを読んで思ったことなどがあれば、
このメールに返信してください。

ありがとうございました。


田辺祐希

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

2014年8月13日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ライフスタイル

トラックバック&コメント

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ