モニュメントバレー

モニュメントバレー



どうも、こんにちは

田辺です。

いかがお過ごしでしょうか。

1月に少しだけ日本に帰っていましたが、
半端じゃなく寒かったです。

日本に帰ってまた、いろんな感情を得ることができました。

旧友との再会。
海外にはない日本の良い部分と悪い部分。

わずかな期間でしたが
内容が濃くて充実した時間を過ごすことができました。


・世界の色々

僕が海外に住みだしてから1年以上が過ぎました。

今アメリカなんですが、こっちに来たのが2011年の秋。
で、なんだかんだ1年が経ちました。

その1年でまあ色々とあることないことを経験したのですが、
この感覚というのは日本にいるだけではまず味わえないと思います。

外人とふれあって、日本人からしたら全くの常識はずれなことが、
彼らの中では当たり前だったりする。

そんな中で生活していたら、感覚も当然狂ってくるわけですよ。
ちょっとこ洒落た鞄を持っていようなら、目の前からすげー目を開いて、
オーマイガ、オーマイガと言葉を連呼しながら近づいてきて、これどこで買ったんだ?

と、興奮の絶頂に達しながら話しかけてくる黒人の若いねーちゃんとか。
こっちでは普通なんでしょうけど、そういう状況に遭遇するとかなり笑えます。

こっちでは、人見知りという概念が日本人より薄いような気がします。

あと、やはり世界に出て興味深いのが日本にはない建造物や自然。
日本ももちろん富士山や厳島神社といった世界的に見ても
素晴らしいものがたくさんあります。

厳島神社なんて、よくあの時代にあんな凝ったものを
建造したなあと感心するばかりです。

しかし、それは日本にずっと住んでいるとなじみが深いものであり、
確かに美しいのではあるのですが、新しい発見とはまた違った感覚。

で、海外のそういう場所へ行くとまた日本とは違った形の自然、
そして、場所によっては広大な土地による、スケールのでかいものなど。

そういうのを直接目で見て、その場がかもし出す雰囲気というものを感じると、
それは、それは不思議な感覚になります。

例えば、この場所。

http://bit.ly/z5B0DM

ここはアメリカのユタ州にのMonument Valleyという場所なんですが、
写真を見てもらえるとわかる通り、完全に砂漠地帯でなんもありません。

で、その真ん中ら辺にどでかい岩が突き出てるだけの場所。

真ん中のしたら辺に白い車が見えると思いますが、
車と比べると岩のでかさがわかると思います。

そして、見渡す限りの地平線。

こういう場所が、世界には存在するわけです。
ここに行った時は11月頃だったんですが、やはり砂漠なんで寒かったです。

砂漠というと暑いのではという先入観があるかと思いますが
それは赤道付近にある砂漠であって

こういう赤道から離れた場所にある砂漠はその気候の温度に左右され、
しかも、温度の開きがある。

11月なので普通に寒いわけです。


で、ここの場所で面白い話を聞いたのですが、ここ普段はナマホ族という、
アメリカの原住民の人たちの特別保護地域の場所です。

なので、この辺一帯はその族的な人たちが仕切っていて
通常のアメリカのルールは通用しない訳で、
そしてものの値段も彼らが決めているし
要するに彼らの法的に守られた地域ということ。

で、そのナマホの人の中にはあの荒野で自給自足している。



あの赤茶色の土を盛って日本で言うかまくらのような住処を作って暮らしている。

彼らはインターネットも使わないし英語も話さない。
何百年前と同じ生活を今でもしている。

日本人の僕らからしたら感覚がかなり違うと思います。

文明が発達し生活が豊かになった反面失ったものも多いような気がします。
どちらがいいというのはありませんが
世界にはそういう暮らしをしている人もいるということです。

そういうことを、たまに考えると
地球、宇宙全体から見た自分という人間の小ささを改めて思い知らされます。

よく、生きていて俺はすごい、俺は全然ダメだと傲慢になったり、
自己嫌悪になったりして一喜一憂している人を見かけます。

もし、あなたがそのようなことで
ストレスを感じたり憤りがあったりするのであれば、
宇宙全体、地球全体から自分を俯瞰してみてください。

すこし、心が休まるのではないかと思います。


田辺祐希

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2012年2月1日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:海外

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