台湾と日本の地下鉄

台湾の優先席


こんにちは 田辺です。

以前、セミナーをしに日本に帰った時の事です。

日本に行って目に入ってきたことですが、
電車の優先席を若者が平気で座っているということですね。

台湾でも地下鉄に優先席は各車両に配備されているのですが、
絶対に空いてます。

老人、妊婦など以外は彼らはまず座りません。

こういう傾向に慣れているので、
日本に戻った時には、国によって人の感覚が全く違う事を
よく目にします。

それがいいか悪いかという議論はここではするつもりはありません。

ある側面では、老人は筋肉をつけた方がいいので、
楽をして常に座っているより立っていた方が筋肉が維持できるからいい。

そういう意見もあると思いますし、
体が重くなってつらいんだから座らせるべき。

こういう意見もあるでしょう。

ただ、国が違うだけで全く人の感覚が違うということが言えます。

例えば、韓国と北朝鮮ですが、
昔は分かれていなかったので、人々の感覚は同じだったわけです。

しかし、戦争後に分割されて、違う政府が統治したことによって、
今では全く違う思考をするようになりました。

他の例で言えば、日本人の夫婦がアメリカに住んでいて、
子供をアメリカの学校へ行かせ育てるとする。

そうなると、血は日本人ですが、
性格はアメリカ人になります。

親は日本人で、見た目も日本人、血も日本人なのに、
その子は、音楽がかかると腰を振って踊りだすようです。

興味深いですよね。

人のパーソナリティは、血やDNAではなく、
育った国の文化や教育に強い影響を受けているということです。

僕らは日本で生まれ育ったので、
日本の文化、教育を軸にして育ってきました。

国が違えば、それだけ違うアイデンティティがあるということです。

海外に住んでいるとこういう面白い発見が多いので、
もし、まだ海外に行った事がない場合はお勧めです。

 

田辺祐希

 

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2014年3月1日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:海外

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